レッスンや練習を重ねていくことで、3歳くらいになると物事を習得する力を既にお持ちだと思います。良いテキストがあれば、テキストを順に習得出来るようレッスンしていくことが可能です。3歳ですので、集中出来る時、出来ない時があり、その時間も短いですが、何度も小分けにして、タイミングを見極めましよう。
お料理や言葉を教えてあげるのと似ていると思います。スキンシップしながら一緒にやって繰り返す、出来ることから少しずつ手を離して一人で出来るようにして、褒めてあげる。一ずつお兄ちゃんになっていかれますよ。
テキストの「ドレミ」から1週間で一つ(慣れれば二つ)を目標に頑張って頂き、レッスンで先生に聴いて頂ければ良いかと思います。完成度は徐々にアップして行けば良いと思います。例えば
①全てお母様に手伝ってもらう
②手首を持ってもらい鍵盤を弾く指を軽くタッチして教える(指のみ自分)
③手首を下から支えるだけにして弾く(鍵盤をより的確に押さえる)
④「ド」の位置に親指を持って行ってあげて、あとは自分で弾く
⑤自分で全てする
⑥自分で「ドレミ」と言いながら弾く
♪耳のためにいつも「ドレミ」と声をかけるように言いながら。
♪「ド」の位置は写真の様に「2歳」のお指を黒い二つのお山(黒の鍵盤が二つ並んでいます。)にピタッ!として、「親指さんこんにちは!」の場所です。(鍵盤にシールなどを貼らなくても理解出来ます。)
これを少しずつ最初は回数が必要です。慣れれば習得する時間が短縮されていきます。
「楽しく」が基本ですが、ゴール(完成がゴールではなく3回頑張れた事がゴールなのでそれを褒めてあげてください。)に導く「厳しさ」も少し必要です。
そして、いつもお子様がお母様からの愛情を感じることが大切です。
ピアノを通してお子様とお母様とのコミニュケーションが楽しいひと時となりますように。
3歳くらいのピアノレッスンと練習