お子様を中心として、30年以上😅ピアノのお稽古のレッスンをさせていただいています。
ピアノ🎵のお稽古は進学や進級のような節目があるわけでもなく、発表会やその他のイベントなどを上手く使わないと、目標が持ちにくいかも知れませんし、年度ごとの修了や新たなスタートで心機一転など難しいかも知れませんね。🤔
長年の経験から、お稽古で乗り越えるところがいくつかございますのでお話しさせていただきます。😃
また、内容は当教室のテキスト📖に則してお話しさせていただきます。
①レッスンに慣れた頃👧🏻👦🏻
「小学生のピアノ入門上巻」
これは、単に、レッスンスタートから日が経ち対先生への緊張感が薄くなって来たことがあるのと同時に、お家での練習🎹(この頃ですと個人差がありますが1日5分から10分程度)の習慣化がうまくいっておらず、練習が出来ていない、または、していない場合にモチベーションの低下が見られます。
【この時期の習慣の大切さ‼️】
この時期と言うのは、大体幼児期から小学校低学年位の時期になると思います。この時期に良い生活習慣はできていれば、それはほぼ一生涯続く🧑🏻🦳👨🏼🦳ものになり得ると思います。正しい体力的にも長時間🕒することは難しいので、5分から10分位の時間が目安だと思います。例えば、この時期に味の濃いものに慣れてしまうと、その職習慣が続き、将来健康的ダメージにもつながります。小さな小さな1歩ですが、1ヵ月1年10年と言うスパンで見ればとても大きな1歩の始まりです。
【実際の練習】🎹
この時期は、おうちの方の関心もとても高く、1回1階のレッスンをお子様が楽しめているかどうかも大変気になることだと思います。まだ、レッスンの記憶が新しいレッスンの翌日から練習を始めていただければと思います。「小学生のピアノ入門」の上巻下巻ともに言えることですが、曲が2段から4段の構成になっています。
大変お手数ですが、➡️まず第1段目だけは一緒に取り組んでみてあげてください。これはピアノのレッスンの経験がないご両親であってもご理解していただける程度の難易度です。まだまだ音符を一つ一つ理解して読むには至っていないかもしれませんが、短いフレーズですので、丸覚えするように反復練習していただいても良いかと思います少なくとも3回はしてください。
さて、そこからです、➡️1段目ができたところで2段目に目をやってください。2段目はほとんどの曲の場合1段目とほぼ同じです。お子様に1段目と違っているところ、間違い探しのように見つけさせてあげていただき、同じところは自分でできると言うことを自覚させてあげて下さい。2段目の最初の2章節は必ずと言っていいほど同じことが書いています。2段目の3小節目4小節目については、1段目を例題とすると練習問題1のようなものです。1段目がわかっていれば推測して2段目ができるようになる場合がほとんどです。もちろんわからなければその部分だけを一緒にしていただければ、1段目2段目が完成します。短い曲ですとこれでほぼ完成です。
➡️4段ある曲はどうでしょう。?4段ある曲の場合は、3段目が「起承転結」の「転」になります。ここは再び一緒にしてあげる必要があるかもしれませんが、1段目2段目の応用問題のようなところですので、少し関連付けて教えてあげれば良いでしょう。お子様自身が発見できる場合ももちろんあると思います。1段目屋2段目に出てきた音の動きやリズムが出ている場合が多いと思います。
➡️4段目はもうすでに弾いた2段目などと同じ場合が多く、ここは逆に練習する必要がありません。
どうでしょうか❓曲の全体を見渡すと練習する部分が意外と少ないことにお気づきになると思います。各部分ができればそれぞれの段(パーツ)立てれば、それで出来上がりです。💮
そういった練習をすることで、数学的な感覚や全体を俯瞰的に見る感覚と言うのも身に付けていただけることと思います。
これは単にピアノが上手になると言うことだけではなく、これからの学習の基礎としてとても大切な学びになります。もちろん個々のお子様の状況、おうちの方の時間的余裕等によって異なりますので、この通りやらなくてはいけないと言うわけではありません。もしご質問等があればお気軽にお尋ねください。
いずれにしましても、この時期というのがとても大切という事は申し上げたいと思います。
続く…。